【カサスペなう#01】ぶるぶる＆くるくる体操でStayHomeな心と体をリラックス。ママのためのお話し by 小宮山芽生 + KASAI SPACE

葛西スペースでの出来事をお伝えする「カサスペなう」。みなさんいかがお過ごしでしょうか？皆さんもご存知の通りコロナウィルスの感染拡大防止のため、現在はレンタルやイベントをお休みしています。私もスタッフも、地域の方のために何かできないかなぁと日々考えていて、本当に心苦しいのですが、私たちはStayHomeすることが、今の葛西スペースにできるベストなのかなと思っています。オンラインでできることはないかなぁと考え、葛西スペースにお越しいただいた素敵な方々をご紹介する番組を作ることにしました。音声はYoutubeでお聴きいただけますので、ぜひご覧ください＆チャンネル登録をよろしくお願いいたします。

小宮山芽生さんについて

カサスペ：StayHomeしてお家に居られること、すごくありがたいと思いながらも、ニュースを見て不安になってしまったり、運動不足になってストレスと溜めてしまったり、ずっと家族と一緒にいるので、ついイライラしてしまったりすることがあります。そこで思い出したのが心と体の先生、小宮山芽生さんでした。小宮山さん、自己紹介をお願いします。

小宮山：現在理学療法士をしつつ、産後のママが赤ちゃんやお子さんたちと一緒に通える「産後のキレイママ育成塾」、親子の絆づくりサロン「Blessing」を江戸川区で主宰しております。 産後の我が子を愛おしくなる、ママ自身が自分を好きになる、というのがテーマです。

ママの心と体のサポートを

赤ちゃんのお世話については様々なサポートがあるのですが、ママ自身の心と体のサポートをされているところは少ないかなと思います。私自身、産前から産後の身体のなんとなくの不調で、病院や接骨院までは行かなくても、腰痛や肩こり、体力のなさがあり、きつい、しんどい時がありました。でも産後は育児をしなくてはいけないので、それが余計にイライラやモヤモヤを作っていたように思います。長女との関係性にも悩んで、色んなことを学び始めました。

そして行きついたのが、自分自身の心と体が気持ちいい状態だと、育児もゆとりというか、笑顔をつくれるということ。これまでもお仕事で、高齢者の女性の体を多く見させて頂く機会があり、産後からとか、姿勢の崩れから、更年期以降の心や体の悩みにつながるな、と思い始めて、産後のママさんを対象とした今の活動に至っています。

葛西スペースでの「家庭で話すいのちの講座」

カサスペ：なるほど、いま教えていただいているのは、お辛かったご自身のために学ばれたのがきっかけだったんですね。小宮山先生には、昨年の夏に葛西スペースで「家庭でママが子供に話す、いのちと性教育」をテーマに講座をしていただきました。

小宮山：はい、そうでしたね。去年の夏、葛西スペースの二階は隠れ家のようで、素敵なスペースでした。

子ども向けの命の性教育については、私自身が幼い娘を育てていく中で、性の問題、性犯罪に過敏に反応していた時期がありました。この子たちの命をどう守っていたったら良いのかな？と悩んでいました。ただ「怖い、どうしたらいいんだろう？性の話なんて私自身聞いてきてないし！」と。

その時に出会ったのが「いのちの話をする誕生学プログラム」。それまで自己肯定感が低かった私自身が「私は私でいいんだ」って思えたり、娘たちは２歳と６歳とまだ小さかったのですが、その頃からの声かけで子ども達に「自分の身体を自分で守れるんだよー」という術があるのだと知りました。知らないことは、学べばいいじゃない、と気づき、今では全ての子ども達の未来が明るいものになればいいな、と人に伝えるようになりました。このことは産後キレイママ育成塾でも「いのちの誕生から性教育につなげられていくよ」と、小さなお子さんがいる家庭のママ達にお話しています。

イライラしたらどうすれば？誰でも簡単にお家でできる心の整え方は？

カサスペ：いまお家にいて、不安やストレスを抱えている方も多いと思うのですが、誰でも簡単にできる心のケアのアドバイスはありますか？

小宮山：ただでさえ、忙しい世の中ですもんね。イライラしている時の解消法は、とりあえずその場から離れます。お子さんやご夫婦の間でイラッとしたときは、まず避難です。

１人になれる場所、トイレやベランダ、お風呂などで深呼吸すると冷静になれます。

トイレでは、片手をおでこに、片手を後頭部に当て、頭の前後に手を当てるようにして、深呼吸してみましょう。ベランダでしたら深呼吸しながら空を見たり、風を感じます。お風呂では湯船にもぐる！なかなかしませんが、たまにすると頭の中が「無」になれます(笑）こういったものを習慣にするのもおススメです。

私は朝の洗濯物干しの時など、太陽が出ている場合は、太陽の光を全身に浴びるイメージで、目を閉じて数回深呼吸をします。それだけでも、一日の始まり、自分の心を静められますね。ただ太陽の光を感じる。風が強いのか、柔らかいのかを感じる。人も自然の一部ですから、それだけでも気持ちが穏やかになれますかね。お子さんも機嫌がいい時は、一緒に。抱っこしながらできます。

カサスペ：わぁ、なるほど！こうしたコツをいくつか知っておいて、自分がやりやすいものを習慣にしておくのは良さそうですね。

ただ、見るてるだけで

小宮山：あと、日常でして欲しいこととしては、「子どもをただただ見る。」育児はあれこれと本当に忙しいですよね。意外と「これできないのかなー」とお子さんを期待の目で見ている時があります。そこを「ただただ見る。」そうすると、自分の感情も客観的になり、コントロールできるようになっていきますし、子どもの動きがとても可愛かったり、こんなことするんだ！という驚きや発見につながったりします。

ただし、これはイライラした時にはしない方が良いです(笑)

カサスペ：笑。確かにそうですね。物事を客観的に見る時間はいいですね。小宮山さん、お家の中でストレスを溜められてしまうかたも多いと思うんですが、小宮山先生はどうされていますか？

小宮山：本当に今自粛中でお家に引きこもり中の方も多いですよね。特に赤ちゃんとかいる家庭は、なかなか外に出られない方も多いように思います。でもやはり、外に行かない、身体を動かさないと全身の筋力も落ちますし、体力も落ちます。それが心にもつながっていきますので、自宅の中でも動いて欲しいですね。私自身は朝起きてから、まずはストレッチをしています。

カサスペ：忙しいママさん、パパさんは自分のことが後回しになってしまうので、お子さんと一緒にするか、歯磨きみたいに生活の一部に取り込むのはいいですね。

道具なしでできる「ぶらぶら体操」

小宮山先生はバランスボールを使った体のメンテナンスなども教えていらっしゃいますが、今自宅で道具がなくてもできるエクササイズを教えていただけますか？

小宮山：気軽にできるものからだと、両手首をぶらぶら、上下にゆする、ぶらぶら体操をしましょう。今携帯やパソコンを見る機会が増えていますし、意外に手を使っています。そんな時に手をぶらぶらすると関節をゆるめることができます。関節を揺らすことで、セルフリラクゼーションになりますよ。皆さんもご一緒に！やってみましょう

小宮山：まず、深呼吸をしましょう。頭の上から糸で引っ張られるように背筋を伸ばして、鼻から息を吸い、口から息を吐きます。３回ほど行ったら「前へ習え」のように両腕を前に出して、手を上下にぶらぶら～。左右にぶらぶら～。肘も前に伸ばして、ぶらぶら～。その手を頭の上まで持っていき、万歳の状態でぶらぶら〜。手から肩も揺れていきます。

ぶらぶらさせて、肘は伸ばしたまま、腕を降ろしていきます。ま横に広げながら、体の横を通って、太ももの横に降ろしていき終了です。

〜Youtubeではもう一つ座ったままできる体操を教えていただきました〜

もっとお話しが聞きたい！

もし小宮山先生のお話をもっと伺いたい、個人的に相談したい、という場合はどうすれば良いですか？

小宮山：産後のママスペシャリスト「こみやまめぐみ」で検索してみて下さい。

ブログ
https://profile.ameba.jp/ameba/17blessing
産後のママが本当に大切にしなけらばならない７つのこと。体と心にアプローチした無料メール講座
https://ameblo.jp/17blessing/entry-12523155677.html

FBやインスタでは日常をつぶやいていたりいます。
facebook : https://www.facebook.com/profile.php?id=100003335456602
instagram : https://www.instagram.com/komegu1876/

ブログなどを是非是非チェックしてみてください。今日は、理学療法士の小宮山先生におうちでできるStayHomeでの心と体のケアを教えていただきました。先生、どうもありがとうございました。

小宮山：この時期を少しでも笑顔で過ごせるように、できることをしてみて欲しいです。どうもありがとうございました。

終わりに

さて、第一回目のカサスペなう、いかがでしたでしょうか？

ご感想などありましたら、是非是非コメントなどでお寄せください。またゲスト出演したいという方も募集しております。自薦、他薦は問いませんので、お話を聞きたい方がおられましたら、葛西スペースのウェブサイトのフォームか各SNSまでメッセージをお送りください。

それでは皆さん、またお会いしましょう。

みんなのいる場所
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Director : 赤松武子

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