REPORT
イベントレポート
【カサスペレポ】ありのママ茶屋〜北海道に移住してみませんか?
葛西スペースでの出来事をお知らせする「カサスペなう」。今日は2019年11月10日の午後に開催されたトークイベント「ありのママ茶屋」の様子をお伝えします。主催してくださった名寄市移住促進協議会の皆さんや登壇者は、はるばる北海道の名寄市からママさん世帯の多い葛西を選んでお越しくださいました。
「女性は、もっとヨクバリに生きていく。〜ありのママ茶屋」は、名寄市で暮らし働く女性達だけで企画されたイベント。女性として母親として、豊かな自然の中で家庭も仕事も好きなことをしながら、のびのびと暮らしてみませんか?という移住促進でありながら行政的な堅苦しい雰囲気が全くありません。参加者と大きなテーブルをみんなで囲み、名寄市のドリンクや特産のもち米を使ったおしるこもふるまわれ、女子会のように和気藹々として始まりました。
まずは名寄市の紹介。
・北北海道の中央に位置する
・もち米の作付け面積が日本一
・伊勢の赤福のお餅の99%を生産
・ウィンタースポーツが盛ん
・子育ての支援が豊か
などなど
参加者からの、お仕事はどうするの?子供の教育は大丈夫?塾はあるの?虫が苦手だけど大丈夫?といった質問に、名寄に住むママさんたちのリアルな声で答えてくださいました。
例えば教育については…
・地域のかたと学校が近く、コミュニティスクールが昔からある。隣町の下川町には自然のなかで学ぶ森の幼稚園がある。街全体で作るクオリティの高いイベントも多い。
・建築の全国大会で優勝したり、農業のオーガニックメロンづくりを研究している高校生も。
・情報が少ないので自ら進んで情報収拾する必要があるなどのデメリットも紹介してくださいました。
お話しが一段落し、プロフォトグラファーの前田久枝さんによるプチ写真撮影講座も行われました。撮影のコツを教えていただき、参加者は自分のスマホを使って実際に写真撮影。葛西スペースはいろいろな光源のある場所なので、それぞれの素敵な写真を撮影されていました。久枝さんからそれぞれの写真にコメントをいただき、優秀賞に選ばれた撮影者には名寄のもち米のお茶や玄米コーヒーがプレゼントされました。
名寄にUターン移住し、現在も東京との往復をしながら多拠点でお仕事されている黒井理恵さんが、
「生まれ育った名寄を出て東京で充実した生活を送りながらも、震災後にはひととひとの関係性を大事にする名寄での暮らし、自然の豊かさにはかなわない。」とお話しされていたことが心に残りました。他の方も、
「名寄ではママも子供も、心も体ものびのび暮らせます。」と話す笑顔は、本当に素敵な暮らしをされているんだなと伝えてくれました。
名寄への移住を考えている方には具体的な生の声を聞ける貴重な機会であり、ご参加いただいた皆さんにとって、葛西にいても、北海道にいても、世界中何処にいても、豊かで健康、女性としてヨクバリに暮らす選択肢を持てるということを考えるきっかけになったのではないでしょうか。素敵なイベントを開催していただきありがとうございました。
名寄のこと、気になった方や北海道に行ってみたくなった!と思う子育て世代の皆さん向けの、とっても楽しそうなツアーも企画されています。ぜひ訪れてみてください。
●北国子育てのホントを探るツアー in名寄市&下川町
http://shimokawa-life.info/nayoro-shimokawa-tours-2
2020年1月24日(金)~26(日)宿泊費やアクティビティの費用が無料です
葛西スペースのディレクターも岐阜県で暮らしており、職場に捉われないリモートワークや多拠点居住は今後の日本で必要になっていくのではないかと思っています。移住促進イベントの開催を検討されている地方自治体のみなさま、葛西スペースでこんなイベントを開催してみませんか?
イベント情報:https://www.kasaispace.com/archives/event/20191109
主催:寄市移住促進協議会 https://nayoroiju.com/
もち米玄米珈琲/玄米ほうじ茶 http://nayoro-mochigome.com
レポートの文と写真:赤松武子(葛西スペース)